武田薬品工業から、おたふくかぜワクチンを製造しているの山口県光工場において、ワクチン原液製造工程に逸脱が確認されたため、製造所内で保管していた製品の出荷止めを行ったとの発表がありました。
報道によれば、今年の1~4月に実施した定期点検で、原液を製造する設備のフィルターに異常が見つかった。このため、点検結果を待って出荷する予定だったワクチンを「品質への影響が否定できない」として廃棄したとのことです。
もう一つの製造元として第一三共がありますが、当院はこれまで武田薬品製を納入してもらっていたため、第一三共製を新たに仕入れることが困難です。そのため、現在はおたふくかぜワクチンの接種を中止しています。出荷再開は10月末を見込んでいるそうです。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。