日本脳炎の定期接種には、ビケンのジェービックV及びKMBのエンセバック皮下注用が使用されています。ビケンから、ジェービックVについて、製造上の問題が生じたことから、2021年4月以降当面の間販売会社への製品の出荷を停止したとの発表がありました(現在12月からの出荷再開が見込まれています)。このジェービックVの製造一時停止により、日脳ワクチンの供給量に影響が生じるため、2社のワクチンともに、出荷量の調整が行われています。
厚労省からは以下の通達が出ています。
4回接種のうち、1期の2回接種(1回目及び2回目)の接種を優先すること。(ただし、定期接種として接種が受けられる年齢の上限が近づいている場合には、定期接種で受けられる年齢を過ぎないように、2021年度内に接種を行うこと)。
日本脳炎予防接種希望の方は、受付までご相談ください。